まごち ー真鯒ー |

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生態:細長い体で頭部が扁平している。
左右に頬が張り、その横に2本の棘がある。
口は受け口になっていて餌をすくい上げるように、はね上げて捕食する。
最大で50cm、2Kg近くになる。
砂泥底に生息しているが、普段は眼と口を出して砂に潜んで餌になる小魚を待ち伏せている。
産卵は春から初夏にかけて砂底で行われる。
稚魚は浮遊生活をしており、沿岸浅場の表層域や汽水息に棲息いている。
釣り方:船から生き餌で釣る釣り方とサーフからルアーで釣る釣り方がある。
船釣りでは、生きたエサを使うがアカエビかサイマキまた、メゴチやハゼもいいエサである。
エサが海底から10〜20cmくらい上を泳ぐようにする。
コツコツとしたアタリがあっても早アワセは禁物で、20ほど数えてからゆっくりアワセる。サオの先が持ち込まれたらアワセくらいが良い。
ルアーは、サーフから、シンキングミノーやジグヘッドにワームで広範囲に探る。 早巻きよりゆっくり巻いてきた方が実績が上がっている。
食べ方:大きな顔の両頬にある丸い身は、コチの頬身といってその味は絶品といえる旨さ。
また、味噌汁や粕汁に入れるといいダシが出る。
新鮮なものは、刺身、洗いが旨いが鮮度が落ちると身が白くなってきてしまうので注意が必要。
その他にちり鍋、フライと姿に似ず非常に美味な魚である。
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