写真屋sarutaがご案内する釣り魚”いしもち”
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いしもち
表紙画像

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 生態:東北以南、東シナ海、インド洋まで広く分布する熱帯・温帯性の魚で、砂泥地に群れになって生息している。 ニベ科にはシログチ(イシモチ)、コイチ、ニベ、オオニベ、ホンニベなどがいる。 3年で27cm程度の成魚になるが、寿命は10年程度、最大で60cmになる。 初夏の産卵期になると大きな浮き袋を使ってグウグウと音を出し、これが愚痴(ぐち)を言っているように聞こえる所からグチという名前になった。 頭部に炭酸カルシウムの耳石(1〜2cm)を持っているのでイシモチと言われる。

 釣り方:投げ釣りは初夏から晩秋にかけて砂浜の夜釣りで狙う。 千葉県北部から常磐方面にかけて数が多く、潮が濁れば日中でも数がまとまる。 キスより若干上層を泳いでいるのが特徴である。 このため仕掛けは胴付き式にするのが一般的である。 船やボートからの釣りも胴付き仕掛けで、オモリが着底したら、糸ふけを取り底を軽くたたくように誘う、アタリは、小さいが強くあわせずに竿を立てるように合わせる。

 食べ方:白身で軟らかく、脂肪が少ないので、さまざまな料理が出来る。 蒲鉾の原料に利用されるのが有名だが、鮮度のよいものは鯛の刺身の代用品としたり、少しクセのある匂いがするので、薄造りを酢味噌で食べたり、中華風のドレッシングで合えると美味。 ・塩焼き ウロコは、はがれ易いので、包丁の背ではぎ、内臓とエラをとり、塩を振る。 ・煮付け 1尾のまま2ヵ所ほど切れ込みを入れて、中火でたっぷり煮込むと味がしみて美味しく仕上がる。 ・煮こごり ウロコを取り、頭と内臓を除いたものを蒸して身だけをほぐし、シイタケ・ニンジンなどのみじん切りをいっしょに入れ調味して、片栗粉とともに煮込み、器に流し込む。サッパリした味が美味。 中華料理では内臓だけ取り、丸ごと唐揚げにして、甘酢あんかけで食べる。 その他 フライ、バター焼き、吸い物の椀種としても利用。
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