写真屋sarutaがご案内する絵本”ゆらゆらばしのうえで”
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ゆらゆらばしのうえで
表紙画像何日も降り続いた雨のせいで川は濁流になり、橋は散々に痛めつけられています。
そこへきつねがうさぎを追いかけてやってきます。
二匹が橋に乗ると、丸太一本になった橋は両岸から外れてしまいます。
微妙なバランスで釣り合い、二匹は身動きできなくなってしまいます。
はじめは罵り合っていた二匹も、時間がたち、夜になるころにはすることもなく、いろいろなことを話すようになります。
そのうちきつねはうさぎの寝息に気づきます。
このままでは濁流に落ちてしまう。
きつねは「命をだいじにしろ」って叫びます。
どんな決着がまっているのでしょうか?
登場するのはおなじみのきつねとうさぎですが、スリリングで奥の深い、考えさせる名作だと思います。
作・文出版社出版日
きむらゆういちはたこうしろう福音館書店2003.10.15
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