写真屋sarutaがご案内する絵本”虎落笛(もがりぶえ)” |
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虎落笛(もがりぶえ) | |||
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強い風のせいで雲まですっかり吹き飛ばされた青い空。 そこに凧を上げようと子どもが原っぱにやってきます。 すると、あれくるう草の海から、不思議な声が聞こえてきます。 「きょうの虎はでかい」。 だから「虎落笛」を吹けというのです。 そうなんです、虎落笛は虎狩のとき虎を追い出す笛なのですね。 吹かなければ凧を壊すと言われて、しかたなく子どもはそばのカゼクサの茎をとって、おもいきり息を吹き込みます。 さあ、虎は出てくるのでしょうか? 虎を追うのは誰なんでしょう? 子どもは目をつぶります。 冬のさなか、竹林をわたる虎落笛のお話。 富安さんの作品は、山や林や畑を舞台に動物たちの出てくる不思議な話が多い。 画家の梶山さんは数々の受賞に輝いています。 | |||
作・文 | 絵 | 出版社 | 出版日 |
富安陽子 | 梶山俊夫 | あかね書房 | 2002.12.20 |
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