写真屋sarutaがご案内する絵本”ななしのごんべさん” |
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ななしのごんべさん | |||
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絵本でここまで表現するの?といった作品。 なんせ戦時中の空襲が描かれているのですから。 おとうちゃんは南方で船が沈められて戦死。 もも子は脳性小児麻痺で歩けない。 ですから、もも子の視点がカメラになって、なんとか生き抜こうとするまわりの人たちを捉えていきます。 特に双子のまさるくんとまもるくんが、おかしいくらいたくましい。 いいですね。 身元がわからないまま死んでいった人が、ななしのごんべさんです。 悲しいですね。 作家の吉村さんが小さいころ、脳性小児麻痺だったそうです。 この絵本、読んであげると、子供から限りなく質問されると思います。 「戦争って?」、「何で戦争したの?」。 答えるの大変ですよね。 でも日本の歴史です。 | |||
作・文 | 絵 | 出版社 | 出版日 |
田島征彦 吉村敬子 作 | 童心社 | 2003.6.1 | |
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