さくらさひめの大しごと
表紙画像日本の伝説体系から穀物の神をベースに、スケールの大きな物語が展開します。
ところが主人公はとても小さなさくらさひめ。
たねの神様です。
さくらさひめが母親の言い残した言葉にしたがって、海の向こうの大きな土地に、稲や麦など五穀を伝える大冒険が繰り広げられます。
でてくる神様たちのキャラクターにそれぞれ特徴がある。
子供たちはキャラの豊富な物語が基本的にお気に入り。
ポケモン、ドラクエ、アンパンマンetc.神様キャラって水とか土地とか植物とかの自然構成物に、人間イメージを投影させる絵本展開の楽しい技法だと思います。
日本児童文学の大御所、古田足日氏の文章を福田岩緒氏が鮮やかな絵に表現しています。

作・文出版社出版日
古田足日(ふるたたるひ)福田岩緒童心社2001.9.20
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