写真屋sarutaがご案内する絵本”しずくのぼうけん”
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しずくのぼうけん
表紙画像ある日、村のおばさんのバケツから飛び出した水のひとしずく。
長い旅の始まりです。
ホコリに汚れたしずくは洗濯やさんに。
でもドライクリーニングで乾いてしまっては大変です。
それでは次にお医者さん。
バイキンでいっぱいだから、なべで煮るって？
　そんなのまっぴら、外へ飛び出した。
しずくは水に落ちてしまいます。
ところがお日様に照らされて、やせながら空へどんどん昇っていきます。
黒い雲の上にはたくさんのしずくたち。
また雨になって地面に向かって後戻りです。
まだまだ冒険は続きます。
氷にだってつららにだってなりますよ。
あれよあれよのスピーディーな展開にふさわしいリズミカルな訳文。
読み聞かせているほうもノッてきます。
だから聞いている子どもも楽しくなって、何度も読まされました。
何度も読むとますますノリのよくなる絵本。
長年版を重ねているポーランドの世界的傑作です。
作・文絵出版社出版日
マリア・テルリコフスカ作　うちだりさこ訳ボフダン・ブテンコ福音館書店1969.8.10初版　1988.5.10　４９刷
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