写真屋sarutaがご案内する絵本”ちいさなねこ”
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ちいさなねこ
表紙画像ちいさなねこが、おかあさんねこの見ていない間に庭に下り、門をとび出しました。
一人で大丈夫でしょうか?
 案の定、こどもにつかまってしまいます。
でも、手をひっかいて脱出。
どんどん走っていくと自動車がきた。
急ブレーキ!
 自動車の下から小さな顔がのぞいています。
ひかれなくてよかったと思ったら、こんどは大きな犬が現れて目の前に通せんぼ。
ちいさなねこは犬の鼻を引っかいて逃げ出します。
犬も怒って追いかけます。
あっ、木があった。もう大丈夫。
ほんとうかな?
 小猫の冒険がテンポよく展開していきます。
「ノンちゃん雲に乗る」でおなじみの石井桃子さんの作品。
40年以上前の作品ですから自動車の型がその時代を語っています。
この小さな小猫、どんな人生(猫生?)を送ったのでしょうか?
作・文出版社出版日
石井桃子 作横内 襄福音館書店1963.5.1
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