ぞうのたまごのたまごやき | |||
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たまごの好きな王様のうちに赤ちゃんが生まれました。 王様はたいそう喜んで、国中の人を招いてお祝いをしたいと言い出しました。 ごちそうはもちろんたまご焼きです。 甘くってふーわりした、あたたかいやつ。 でもそんなにたくさんのたまごがないと大臣が言うと、王様は怒って、ぞうのたまごなら大きいから大丈夫だろうと言い張るのです。 ワン大臣は家来たちと、ぞうのたまご探しに出かけます。 ツウ大臣は工場の人たちに大きなフライパン作りを命じます。 ホウ大臣は城の庭に大きなかまどを作り始めます。 ぞうのたまごなんてあるわけがありません。 それでもお話はどんどん展開していきます。 さすがに最後にはワン大臣もそのことに気がつきます。 しかたなく、たまごの代わりにトラックに載せたものは・・・? 長新太さんの作品は楽しいナンセンス絵本が多いのですが、これも寺村さんの表現と相まって、さらにナンセンススケールが大きくなっています。 | |||
作・文 | 絵 | 出版社 | 出版日 |
寺村輝夫 | 長新太 | 福音館書店 | 1984.3.10初版 1992.2.20 12刷 |
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