写真屋sarutaがご案内する絵本”ピンク! パール!”
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ピンク! パール!
表紙画像生まれた川を下って海に出たヤマメのピンク。
とても大きなサクラマスというサケになって川に戻ってきた。
恋人のパールといっしょに、子どもを生むために川を遡っていく。
ところが川は汚れて、我慢のできないにおいがする。
もっと上流へ!
 アユの子どもたちが泳いでいるところまで来ると、水も少しはよくなった。
美味しい虫を食べて力をつけて、さらに上流に泳いでいくと懐かしい水のにおいがしてくる。
ところがそこで川がなくなっている。
ダムができてしまったのだ。
挫折する仲間たち。
でもピンクとパールはダムを登ることを決心する。
挑戦だ!
さあ登れるか?
 ここから文がなくなり、見開きのページいっぱいに、ダムに挑戦する二匹の姿が描かれます。
言葉がないだけに、一層感動的なシーンが展開します。
自然を愛する村上「ヤマメのピンク」シーリーズの完結にふさわしいエンディングです。
作・文出版社出版日
村上康成村上康成徳間書店2000.10.31
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