写真屋sarutaがご案内する絵本”おじさんのかさ” |
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おじさんのかさ | |||
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おじさんは、とてもりっぱなかさを持っています。 黒くてぴかぴか光ったかさで、おじさんは出かけるときは、いつもそのかさを持って行きました。 少しぐらいの雨ではかさを開きません。 かさが濡れるからです。 もう少し雨が降ってくると雨やどりをします。 かさが濡れるからです。 急ぐときはかさを抱いて走ります。 かさが濡れるからです。 知らない人のかさに入れてもらうこともあります。 どしゃ降りのときはどこにも出かけません。 ひどい風のときなど、かさが壊される人を見て、出かけなくてよかったと、ほっとします。 ある日、公園にいるとき雨が降ってきました。 小さな男の子が走ってきて、おじさんにかさに入れてほしいと頼みます。 おじさんは聞こえないふりをしています。さあ、いったいおじさんのかさはいつ開くのでしょうか? 数々の推薦、選定図書に指定された絵本。 「100万回生きたねこ」でおなじみの佐野洋子さんの名作。 | |||
作・文 | 絵 | 出版社 | 出版日 |
佐野洋子 | 佐野洋子 | 講談社 | 1992.5.28 |
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