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ろくべえまってろよ | |||
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犬のろくべえが深い穴に落ちている。 犬のくせに落ちるなんてマヌケだけど、助けてあげなくては。 みんな1年生だからロープで下に降りてもいけない。 上級生はまだ学校だ。 おとうさんも会社だし。 じゃあおかあさん! お母さんたちが来た。 わいわいがやがや。 でも「むりよ」「男でなけりゃ」 じゃあぼくたちがやる。 「いけません」 ゴルフクラブをもったヒマそうなおじさんが来た。 「人間じゃなくてよかったな」だって。 こうなったら、誰の力も借りないで自分たちだけで助けてやる。 ろくべえまってろよ! 歌を歌って励ましたり、ろくべえが好きなシャボン玉を穴に入れてみたり。 でもろくべえの元気がなくなってきた。 そのとき名案がひらめいた。さあ、どうする? 数々の推薦図書や選定図書になっている絵本です。 | |||
作・文 | 絵 | 出版社 | 出版日 |
灰谷健次郎 作 | 長 新太 | 文研出版 | 1975.8.1初 1991.5.1 47刷 |
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