写真屋sarutaがご案内する絵本”赤い蝋燭と人魚”
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赤い蝋燭と人魚
表紙画像人間はこの世界で一番やさしい。
そう信じた北の海に住む人魚が、生まれてくる子どもの幸せを願い、人間に託そうと考えた。
遥か彼方の海岸に火影が見える。
人魚は海岸に向かった。
その海岸には小さな町があった。
その町の一角に、小さな蝋燭を売る店があり、老夫婦が細々と商いを営んでいた。
町人や漁師が山の上のお宮に参詣する際、そこで蝋燭を買った。お宮に灯された蝋燭の火影は、遠い海からも見えた。
月のいい晩に、お宮への石段で泣いている赤ん坊を、神様からの授かりものとして、人魚と知りつつ育てる決心をする老夫婦。
やがて美しく育った娘は老夫婦を助け、蝋燭に絵を描くようになるのだが・・・。
はたして人間は最後まで信じられるのだろうか?
 日本児童文学界の巨星、小川未明氏の本作品は大正10年の刊行。
作・文出版社出版日
小川未明酒井駒子偕成社2002.1
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